Microsoftは現在、Chromiumをベースとした新しいEdgeブラウザを開発中で、上流に位置するChromiumの改善にも積極的に貢献しています。
今回Microsoftが、Chromiumベースのブラウザのスクロールを改善するため、"インパルス"と呼ばれるEdgeHTMLスタイルのスクロールアニメーションのサポートを追加していることがわかりました(Windows Latest)。
インパルススタイルのスクロールはMicrosoft Edge Legacyで初めて導入され、応答性の高い滑らかなスクロールを実現します。Chromiumの既存のスクロール機能と非常に似ていますが、いくつかの重要な違いがあり、機能を有効にすることで、例えばコンテンツがより素早く動き始めるといった効果が期待できます。
開始時の立ち上がりが早いため、スクロールがより反応しやすく感じる利点があるとMicrosoftのとソフトウェアエンジニアのRahul Arakeri氏は説明しています。
One of the benefits of this approach is that the scroll feels more responsive due to the quick ramp-up at the start
MicrosoftはChromium版Edgeの最近のビルドで、すでにこの新しいスクロール機能をデフォルトで有効にしており、長いページをスクロールする際にも、スクロールの滑らかさが影響をうけうけることはないとしています。