アドオンの豊富さやGoogleサービスとの親和性の高さから、MacでもGoogle Chromeを愛用している方は多いと思います。しかし、Chromeをラップトップ型MacBookで使用する場合かなりバッテリー持続時間が短くなることを覚悟しないといけないかもしれません。The Vergeが気になる調査結果を発表しました(Cult of Mac、Redmond Pie)。
3時間以上短い
The Vergeが「MacBook Pro Retina (2015)」を対象に行ったテストは、「Vergeバッテリーテスト」と呼ばれるWebサイトの巡回テストです。65パーセントの輝度で、バッテリーが空になるまでの時間を計測したところ、Safariが13時間18分だったのに対し、Google Chromeは、9時間45分という結果に終わりました。
The native Safari made the new Retina machine look good: 13 hours and 18 minutes. Google’s Chrome, on the other hand, forced the laptop to tap out at 9 hours and 45 minutes.
また、SunSpiderと呼ばれるブラウザのベンチマークテストでも、Chromeが203msだったのに対し、Safariが30パーセント速い144msだったこと、さらにGoogleの公式サービスのYoutubeで最近追加された4K 60fps動画でも、ChromeではなくSafariが再生可能であることを指摘しています。
まとめ
バッテリー持続時間を重視する人はSafariの方が有利ということがわかりました(古めのMacを使っている方もSafariの方がオススメかもです)。
Chromeのバッテリー消費量の多さは、通知機能やブックマークの同期など、さまざまな便利な機能の代償だと考えるとある程度はしかたない面があるのかもしれません。Chromeは間違いなく世界最強のブラウザーの一つなので、2015年はバッテリー消費を抑える面での改良も期待したいと思います。