Windows 11は不要な機能が多数搭載されていると批判されることもあるOSですが、搭載されている機能の中には他のOSにはない便利な機能も存在します。
今回、そのような便利な機能の一つである、スナップレイアウト機能がChrome OSの最新アップデートに追加されたことがわかりました(Neowin)。
ChromeOSのStableチャンネルの最新バージョンであるChromeOS 128には、Windows 11のスナップレイアウト機能に似た、ウィンドウのグループ化を可能にする新しいスナップグループ機能が搭載されています。
Googleはリリースノートで次のようにこの機能を説明しています。
Snap groups on ChromeOS
Group windows on one screen with Snap groups. When you pair two windows for split-screen display, ChromeOS now forms a Snap group. As a Snap group, you can bring the windows back into focus together, resize them simultaneously, and move them both as a group.
Snapグループでウィンドウを1画面にグループ化。ChromeOSでは、2つのウィンドウをペアにして分割表示すると、スナップグループが形成されます。スナップグループとして、ウィンドウを一緒にフォーカスに戻したり、同時にサイズを変更したり、グループとして両方を移動したりできます。
新バージョンには、Isolated Web Apps(IWA)、プライバシーに関する改善、光学式文字認識(OCR)など、その他の新機能も追加されています。
IWAはPWAを拡張し、サーバーの攻撃に対する保護を強化するためのものです。HTTPS経由で取得されるのではなく、開発者によって署名されたウェブバンドルにパッケージ化されます。
初期リリースでは、IWAはエンタープライズ管理されたChromeOSデバイス上で、新しいポリシーIsolatedWebAppInstallForceListを使用してのみインストール可能となっています。
その他、ChromeOSのカメラアプリでは光学式文字認識(OCR)機能が追加され、MLを利用したテキスト抽出サービスにより、キャプチャした画像からテキストを抽出することもできるようになっています。
新バージョンの詳細はリリースノートで確認可能です。