Mac用のアンチウィルスソフト「ClamXav」の最新版「ClamXav v2.8.1」がリリースされ、このバージョンから完全有料化されたことが明らかとなりました。
サポートドキュメント「Transition to Commercial Product」によると、有料化は今後もClamXavの開発に注力していくために必要な措置で、有料化によりサポートの改善や、不具合修正の高速化、定期的な更新、さまざまな新機能の追加などが可能になると説明されています。
ClamXavは今後、開発者のMark Allan氏が所有する新会社Canimaan Software Ltdを通して販売されることになり、現在、パーソナルライセンスの価格はリリース記念価格の25%オフで、2,876円(通常価格3,834円)となっています。
なお、以前開発者支援の棋譜を行ったユーザーに対しては感謝のしるしとしてパーソナルライセンスの登録コードが提供されます。詳細は新バージョンインストール時に表示されるウィンドウの指示に従って操作してください。
移行先はSophos Anti-Virusあたり?
是非はともかく賽は投げられたということで、アンチウイルスソフトにお金を掛けたくない場合、ほかの無料アンチウイルスソフトに移行するしかありません。
現在Mac用の無料アンチウィルスソフトとして評価の高いものの一つに、例えば「Sophos Anti-Virus for Mac Home Edition」があります。
ダウンロードした「Sophos Anti-Virus Home Edition.app」を実行すればインストーラーが起動し、インストールすることができます。
とりあえず特別な設定をすることなく使いはじめることができます。Sophos Anti-Virus for Mac Home Editionは、人気無料アンチウィルスソフトですので、乗り換え先を探しているかたは検討してみてはいかがでしょうか。