JetBrainsは本日、C/C++言語用の統合開発環境「CLion 1.0」を正式にリリースしました(公式ブログ、Reddit)。コマーシャルライセンスの価格は99ドル。以後ライセンス更新時に59ドルの費用がかかります。
CLionは、Linux / OS X / Windowsで動くC/C++用のIDEで、パワフルなコードエディタや、コードの品質保証機能、自動リファクタリング機能、CMakeサポートなど、C/C++開発に便利な機能が多数盛り込まれています。C++言語に関しては、C++11標準に準拠し、libc++やBoostもサポートしています。さらにJavaScriptや、XML、HTML、CSSなど、C/C++と直接関係のないファイルの編集を支援する機能も搭載されているようです。
実際にMac OS X版CLionを起動してみました。特にプロジェクトウィザード的な機能はなく、最初からガシガシコードを記述していくタイプのIDEのようです。ビルドはCMakeで行われ、実行すると、"Hello, World"がIDE内に表示されました。
Redditで、開発者(?)dnesterukさんが言うには、いずれIntelliJのプラグインとして、CLionのC/C++機能を追加する予定もあるようです。
For the record, we do have plans to eventually support CLion under IJ. Can't comment on the dates but it will happen sooner or later.
日付は不明ですが、IntelliJユーザーも期待して良いかもしれません。