Dropbox以降、雨後の竹の子のごとく登場したクラウドストレージサービスは、快適なPCライフを送る上で、もはやなくてはならい存在となっています。
本日紹介するアプリ「CloudMounter」はこのクラウドストレージサービスをさらに便利に使用するためのMacアプリです。クラウドサービス上に保存しているファイルにFinder経由で直接アクセスすることができる便利なツールです。
CloudMounter - クラウドストーリッジをローカルドライブの様にマウント
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥1,800 → ¥240 (記事公開時)
Google DriveやOneDriveをローカルドライブの様にマウントし、Finderからアクセスできるユーティリティ。
CloudMounterで便利な点は、ファイルの操作がFinderから実行できる点だけではありません。例えばDropbox公式アプリのようにローカルにファイルを保持しないため貴重なローカルストレージの容量を確消費しない点もメリットです。
使用方法
CloudMounterを使用するにはまず接続設定を行います。
FTP、FTP with Implicit SSL、FTP with TLS/SSL、SFTP、Dropbox、Google Drive、Amazon S3、One Drive、Amazon S3、OneDrive、WebDAVの中から、使用したいストレージを選択してボタンをクリックすると認証ダイアログが起動します。
例えばGoogle DriveならばGoogleのアカウントを、OneDriveならばMicrosoftアカウントを使って認証します。
クラウドサービスへはネイティブAPIを経由して接続し、アカウントへログインする以外ではログイン情報を使用しない(サードパーティへも提供しない)ようセキュリティに配慮した実装となっているようです(FTP、WebDAV、Amazon S3の場合はローカルのキーチェインに保存される)。
接続設定完了後「mount」を実行すると、クラウドストレージの内容がローカルにマウントされます。Finderからアクセスしてファイル内容を表示したり、ファイルをコピー・移動したりすることができます。ローカルからリモートへ、リモートからローカルへファイルをアップロード・ダウンロードする場合もシームレスに実行できます。
接続情報を作成したクラウドサービスへはメニューバーから素早くアクセスできます。自動起動設定や起動時の自動マウント設定も可能です。
まとめ
CloudMounterはローカルにコピーを保持しない事からストレージ容量の少ないMacBook等で特に便利なアプリかもしれません。ネイティブクライアントが存在しないFTPやWebDAVでも便利です。
最近(先月末)に新規リリースされたアプリなので、まだ不安定な面もありますが、今後の成長に期待したくなるアプリです。