CNETがGoogle検索ランキングを上げるために古い記事を削除している

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The Vergeは、米国のテック系サイトCNETが、Google検索のランキングを向上させるために数千もの古い記事をサイトから削除していると伝えています。

社内で共有された内部メモには、「CNETは新鮮で関連性があり、検索結果で競合他社よりも上位に表示される価値があるというシグナルをGoogleに送る」と記されていて、非推奨になる予定のストーリーは、インターネットアーカイブのWayback Machineを使ってアーカイブされ、少なくとも10日前には著者に警告が送られるとのことです。

単に古い記事が削除されるわけではなく、さまざまな指標を使って記事の評価が行われる模様。

Removing content from the site is not a decision we take lightly. Our teams analyze many data points to determine whether there are pages on CNET that are not currently serving a meaningful audience. These metrics include page views, backlink profiles and the amount of time that has passed since the last update

サイトからコンテンツを削除することは、軽々しく決定できることではありません。私たちのチームは、CNETに現在有意義な視聴者に役立っていないページがあるかどうかを判断するために、多くのデータポイントを分析しています。これらの指標には、ページビュー、バックリンクプロファイル、最終更新からの経過時間などが含まれます。

Wayback Machineのアーカイブと、CNETの記事カウンターを比較すると、1990年代半ば以降から各年で数百、場合によっては数千の記事が消えている事が確認されています。

CNETを所有するRed Venturesは、削除された記事の正確な数についての質問には今のところ回答していません。Red Venturesは冷酷なSEO戦略を採用することで知られており、1月にはCNETがアフィリエイト広告のために生成AIを利用したとして批判を集めました。Red Venturesは一時的に該当コンテンツを停止し、CNETのスタッフも5月に労働組合を結成し、生成AIツールの利用方法やサイトの収益化方法の見直しを求めています。

メモによると、Red VenturesとCNETは今後少なくとも年に1回「コンテンツの刈り込み」を行うとのこと。

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