Cocoaを使ったXcodeプロジェクト用のライブラリ管理システム「CocoaPods」の最新版「CocoaPods 0.36」がリリースされています(公式ブログ)。現在、「sudo gem install cocoapods」と打ち込むことで最新バージョンをインストールすることができます。
バージョン0.36の新機能は、長い間待ち望まれたDynamic FrameworkとSwiftのサポートで、XcodeprojのようなCocoaPodsのサブシステムにも影響する、これまでで最大級の変更と位置づけられています。
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Swiftライブラリが使用可能に
Appleが最近導入した新しいプログラミング言語Swiftを含むライブラリを利用する場合、すべてのソースコードをプロジェクトに直接取り込んで単一のバイナリを生成するか、Dynamic frameworkを使うかの、どちらかの方法を採用する必要があります(従来のStaticライブラリは使えない)。
今回リリースされたCocoaPods 0.36は、Dynamic FrameworkとSwiftを両方サポートしているので、Swiftで作られたサードパーティ製ライブラリをDynamic Frameworkとして自分のプロジェクトに組み込んで、思う存分使用することができるようになったことを意味しています。
具体的な利用方法や、Dynamic FrameworkとStaticライブラリの比較など、同ブログで詳しく解説されているので開発者の方は参照してみることをおすすめします。