魔法をJava言語で記述することができる、プログラミング教育目的の3Dゲーム「Codespell」が公開されています(slashdot、秋元@サイボウズラボ・プログラマー・ブログ)。
舞台設定はファンタジーRPG風なんですが、魔法がそのまんまJava言語なので、楽しく遊びながらお勉強もできるというわけです。
Mac版はバイナリあり
ダウンロードページからMac用のバイナリがダウンロード可能です。ダウンロードしたCodeSpellsMacVersionMarch2013.zipを展開し、
SarahMacVersionFinalを右クリック→開くで実行できます。
解像度と品質は適当に。
魔法はJava言語(たしかに)
起動すると小さい妖精がうろちょろしています。カーソルキーで移動可能。
画面右上のSpellの所をクリックすると魔法の選択ができるようです。
何種類か魔法が登録されてあって、どれもJava言語で記述されていることがわかります。例えばフレームの魔法はかんな感じ。
import june.*;
public class Flame extends Spell{
public void cast(){
Enchanted target = getTarget();
target.onFire(true);
}
}
Spellを継承し、ターゲットに対し、target.onFire(true)するんですね。なるほどなるほど。
教育効果はあるかも
ちょっと見た目が古くさい感じが気になりましたが、こういうゲームに夢中になれる子供時代にプレーすればJava言語を楽しく学習できるかもしれません。すでに大くなってしまったお友達は…素直にEclipseで勉強した方が手っ取り早いと思われます。
プログラマーがファンタジー世界に迷い込んでしまったという題材の小説「大魔導師の召喚―魔法プログラマー@ウィズ」を思い出してしまいました。
最後に紹介動画などをどうぞ。