PCのストレージの速度は、HDDからSSDへ進化し、劇的に高速化しました。
しかし、巨大なファイルをコピーする際に、待ち時間が発生するのは避けることができません。Windows 10/11ではファイルコピーダイアログに、ファイル転送の要素を可視化するグラフが表示されるようになりましたが、退屈な時間であるのは変わりません。
本日紹介する「Copy Dialog Lunar Lander」は、この問題を解決するために(?)開発された、ミニゲームです。
プレイヤーは、ファイルダイアログのグラフを地面に見立て、月面着陸船を指定された位置にうまく着陸させることをめざします。着陸船は矢印キーで操作でき、上方向に上昇することもできますが、着陸する際の速度が指定された速度以下まで下がっていないと爆発します。
以下使用方法を説明します。
Copy Dialog Lunar Landerの実行方法
GitHubから最新版のzipファイルをダウンロードします。
中に含まれるCopyDialogLunarLander.exe
をダブルクリックして実行します。スマートスクリーンの保護機能が動いた場合、実行を許可してください。
実行中に適当なファイル/フォルダをコピーします。例えば仮想マシンイメージなど、ある程度大きなサイズをコピーしないとプレイする時間がとれません。
▲ファイルコピーダイアログの転送グラフが表示されたらグラフ部分をクリックします。
▲スペースキーを押すとゲームが始まります。着陸船が上から降りてくるので←→↓矢印キーを使って操作します。最初はまっすぐ下に着地して間隔をつかむのがおすすめです。
- ←→↓矢印キー: スラスター噴射
- スペース: ゲームをリスタート
- タブ: デバッグ表示
▲ゲームの難易度は「Game Options」で変更可能です。
- Easy: 10m/s以下の速度で着陸する必要あり
- Hard: 5m/s以下の速度で着陸する必要あり
ゲームの外観を変更するには、Windowsの設定画面を利用します。
▲Windows 11の場合、コントラストテーマを有効にすると、それに対応してファイルコピーダイアログの外観も変わります。
以下実際のゲームを撮影した動画です。
まとめ
Copy Dialog Lunar Landerは、ファイルコピー中にプレイできる月面着陸ゲームです。暇なファイルコピー中の待ち時間を有効活用することができるかもしれません。