AppleはWWDC 2017で、iOS 11に機械学習関連の機能をアプリに組み込むためのフレームワークを導入することを発表しました。そのなかの一つCore MLは、実世界の物体をリアルタイムに認識し、識別することができる能力を持っていると説明されています。
ところが今回、Tweetbotの開発者Paul Haddad氏が早速このフレームワークをテストしてみたところ、初代Mac Proの認識に失敗してしまい、スピーカーやあるいは角度によってはヒーターとして誤認識してしまったことが判明しました(9to5Mac)。
以下認識する様子を確認できる動画が公開されています。
I wasn’t joking either just got to get it at the right angle. This also really heats up this phone. pic.twitter.com/dvOEXdHHTn
— Paul Haddad (@tapbot_paul) 2017年6月8日
ドライバーやキーボード、カートン(ダウンボールの箱)など認識に成功しているオブジェクトも多数存在しているようです。Mac Proの誤認識は、自社製品だろうと特別扱いしないAppleの公平な姿勢の表れといえるかもしれません。