オープンソースのBIOS実装ソフトウェア「Coreboot」の最新版v4.5がリリースされました(アナウンス、Phoronix)。
Coreboot 4.5では多くのツールチェインの更新を始め、ADA言語のサポート、TPM2.0のサポート、新しいドライバの追加、ベンダーコードのクリーンアップ、ペイロードの更新、13の新しいマザーボードの追加など、さまざまな更新が行われています。
今回Coreboot 4.5がサポートしたマザーボードには、AMD Mullins Evaluation BoardやApple iMac 5.2、Lenovo N21 Chromebook、AOpen Chromebox、Acer Chromebox CXI2、Google Reef Apollolake,などが含まれています。
CorebootプロジェクトはFSFによる支援を受けているフリーソフトウェアプロジェクトで、コンピューターに必ず必要となるBIOSをオープンソースで実装することを目標としたプロジェクトです。
今回のリリースは四半期毎のリリースから半年ごとのリリースに切り替わった最初のリリースとされ、次回のリリースは2017年の4月に計画されています。
タイトル | Coreboot | |
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公式サイト | https://www.coreboot.org/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/7496-coreboot | |
説明 | コンピューター起動時に必ず必要となるBIOS/ファームウェアをオープンソースで実装することを目指すプロジェクト。 |