Unix系OSで決められた時刻にジョブを起動することができるサービス「cron」を使った事がある方は多いと思います。定期的にタスクを起動したり、夜中にバッチ処理を動かしたり、処理の自動化にはなくてはならないサービスですが、cronの起動時間を指定するための設定ファイル「crontab」の書式になかなか馴染めない人も多いかもしれません。
そのようなときに使いたいサービスが「cron checker」です。crontabの書式チェックしていつ実行されるかを分かりやすく説明してくれます。
正しい場合
例えば「59 23 1 * * some_report.sh」を入力してSubmitボタンをクリックすると、「some_report.shが毎月1日の午後11:59に実行される」と分かりやすく説明してくれます。
間違えた場合
もし最後のアスタリスクが足らない「59 23 1 * * some_report.sh」といった文字列をチェックすると、上記画像のようにエラーとなります。赤で表示されるので分かりやすいです。
便利
cron checker自体のソースコードもGitHubで公開されているので、内部が気になる方は参考にすると良いでしょう。
開発元ではDead Man's Snitchというcronが動かなかったらメールでお知らせしてくれるサービスも運営しているようです(こちらは基本有料)。大切なcron jobを動かしている方はこちらもチェックしてみると良いかもしれません。