iOS 9用のコンテンツブロッカー「Crystal」のベンチマーク結果が明らかに。平均74%高速化へ

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iOS 9では、Safariの表示内容を制限することができる「コンテンツブロッカー」と呼ばれる機能が導入されることになっています。コンテンツブロッカーの活用方法はいろいろと考えられますが、多くのユーザーが興味を引かれているのは、Webサイトから不要な広告を削除することができる、広告ブロックとしての機能かもしれません。

今回、このコンテンツブロッカーの機能を利用した、広告ブロックアプリ「Crystal」を開発しているデベロッパー「Murphy Apps」が、海外のメジャーサイトに対し、実際に広告ブロックを使った際のベンチマークテストを公開し、その実力が明らかにされました(Hacker News)。

目次

74%高速化、53%の帯域幅削減

テストはWi-Fiで接続したiPhone 6 Plus上のSafariを使って測定したもの。10個の異なるWebサイトからそれぞれ1つのページを選び、ページサイズ(MB)と、ロード時間(秒)を計測しています。

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↑ロード時間。赤のグラフが通常状態で、青がCrystal有効状態です。平均して74%高速化されています。

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↑ページサイズ。53%ほど実際のダウンロードサイズが少なくなっているようです。開発者は「Crystalをインストールするだけで、10ページロードするのに、70秒/35MB節約できた」と利点を強調しています。

「Crystal」は、 iOS 9リリース後正式リリースされる予定となっています。

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