多数のネットワークプロトコルをサポートしたオープンソースのダウンロードツール「curl」の最新版「curl 8.0.0」が3月20日(現地時間)にリリースされました。
プロジェクトの25周年を祝うリリースで、メジャーバージョンアップではあるものの、大幅な変更や新機能の追加は行われていません。APIやABIの変更もありません。マイナーバージョンを管理しやすいレベルにリセットし、かつcurlの25周年を祝うためのリリースとなっています。
Curl 8.0では、6つの新しい脆弱性への対処が行われています。また、64ビットデータ型が存在しないシステムでのビルドをサポートしない最初のcurlリリースとなり、curl 8.0以降のバージョンではビルドのために"long long"または同等の型が存在することが要求さるようになっています。
curl 8.0リリースの詳細は公式サイトで確認可能です。