辞書アプリにもかかわらず、基本無料のユニークなビジネスモデルを展開して話題となったiOSアプリ「大辞泉」が、バージョン2.0リリースとともに、無料モデルをやめて、有料アプリに戻る事が発表されています(HMDT)。
大辞泉
カテゴリ: 辞書/辞典/その他
価格: ¥2,000
有料に戻った理由は、ソーシャルゲームの要素(無料で使用できるかわりに利用回数が設定されている)が課金に結びつかなかったため。ダウンロード数は多かったものの、課金率が0.5%と、採算ラインの5%に届かなかったようです。
そもそも有料アプリの販売数が下がっているため、フリーミアムのアイデアを取り入れたそうなので、今後どうなるのか気になります。新たなアイデアに期待でしょうか。
細かい数字が公開されているので、ツール系アプリ開発者にとって参考になると思います。「大辞泉」クラスの超有名アプリでも、1日平均約3,000語ぐらいの検索数というのはちょっと意外な気も。