Macのディスク使用状況を美麗グラフで表示してくれるユーティリティDaisyDiskの最新版「DaisyDisk 3.0」がリリースされています(公式ブログ)。バージョン2.Xのユーザーも無料で更新可能。ありがたい。
DaisyDisk
カテゴリ: ユーティリティ
価格: ¥850
3.0の変更点は、メイン画面のUIやアイコンが変更や、Retinaディスプレイのサポート、64bitオンリーエンジンの採用(OS X 10.7以上を要求)などなどとなっております。
- New design and application icon.
- Full support of Retina displays.
- New 64-bit only engine (requires OS X 10.7+).
- Folder rescanning without having to rescan the whole disk.
- Contents of file bundles can now be inspected.
- Updated list of system files that should not be deleted.
- Thunderbolt disks are now correctly recognized.
- Uses Notification Center on OS X 10.8+, Growl 2 on OS X 10.7.
- Added menu command to launch Disk Utility, might be helpful for disk troubleshooting.
- Slightly tweaked keyboard shortcuts/trackpad gestures.
- Lots of smaller tweaks, fine-tunes and fixes.
Scanボタンはどこにいった?
以前からSSDにたまったゴミファイルを検索するのに愛用していたので早速更新して使ってみました。画面は確かにキレイになっているのですが、一箇所分かりづらい点が。それは初回立ち上げ時に、「Scan」ボタンが表示されていないことです。
試行錯誤した結果、ボリュームをFinderからメイン画面にドロップし、1回Scanを終わらせるとボタンが表示されるようになりました。
こんな感じになります。確認したわけじゃないので確信はありませんが、困っている方はためしてみてください。
追記: スタンドアロン版とMac App Store版の違いって何?
DaisyDisk 3.0には、公式サイトからダウンロードできるスタンドアロン版と、Mac App Store版の2種類のバイナリが存在していて、違いは「Why Having Two Editions?」にて完結にまとめられています。
簡単に言えば、スタンドアロン版のほうができることが多くなっています(Mac App Storeの制限のため)。以下の機能が必要な場合、スタンドアロン版を使ったほうがよいかもしれません。
- Scan as administrator。管理者としてスキャンする機能。他のユーザーのファイルがパーミッションの関係で読み込めない時に使うらしい。
- Deleting “stuck” files。削除できないファイルを削除する機能。
- Hidden space detection。隠し領域を表示する機能(?)
Mac App Store版のライセンスを持っていて、スタンドアロン版を使ってみたい場合、たんにダウンロードして実行すれば自動的にMac App Storeのライセンスを認識するようです(親切ですね!!)。