Googleにより開発されているWeb向けのプログラミング言語「Dart」の最新版1.0がリリースされています(Dart News、slashdot、Hacker News、窓の杜)。
Dart SDKはDart Editorと呼ばれる統合開発環境を含んでいて効率的に開発可能。さらにDart VM (実行環境)を直接動かせることができるDartiumと呼ばれるカスタムバージョンのChromiumも存在するようです。
通常のブラウザで利用する場合、dart2jsというコマンドによりJavaScriptに変換して動かすことができるのですが、このパフォーマンスも劇的に改善されてきています。
ベンチマークによると(高いほうがより良い結果)、最近はdart > dart2js > jsの順にスコアが高くなっていることが確認できますね。ここまで普及したJavaScriptを他の言語に置き換えるのは相当困難なように思えますが、多大な影響力を持つGoogleならば可能かもしれません。今後も注目の言語です。