AppleのスマートフォンiPhoneでは、Macとの間で便利な連携機能を使用することができます。
残念ながら多くの連携機能はWindows PCでは使用することができませんが、Dellはこの状況を変えるべく、独自の連携機能を提供する予定であることが分かりました(iDownloadBlog)。
BloombergによるとDellの新たな連携機能は、Dell Mobile Connect機能の更新によって今後数ヶ月間の間に提供される予定とのこと。iPhoneの画面のミラーリングや、iPhoneに保存された写真や動画、各種ファイルのドラッグ&ドロップによるWindows PCへのコピー、テキストメッセージの送受信が可能になるとのことです。
対応マシンは、DellのVostro、Alienware、Inspiron、XPSなどのブランドで、最新のWindows 10を搭載している必要があるとされています。
ただし現時点でDellがどのような技術を用いているかは不明とされ、Appleとの共同事業でない場合、Appleがこの連携技術を制限する可能性もあると見込まれています。
Microsoftは現在、Windows 10でYour Phone(スマホ同期)機能を開発中ですが、Android機では、画面のミラリーングを含め多くの機能が利用できるのに対し、iPhoneではほとんどの機能が使用できない状況です。Dellの独自連携機能がYour Phoneの先に行くことになるのでしょうか。