エッセイストとしても有名な先崎学八段の、将棋電王戦第2局の観戦記が読めます。
チェスの天才ボビーフィッシャーの話から始まり、チェスで初めて人間をまかした「ディープブルー」にもふれ、プロ棋士とコンピューターの感覚の違いについてもわかりやすく解説されています。最後締の言葉「プロは恥を売るのが商売だから仕方ない。将棋指しは、そして人間はつらいよなあ、慎一君。」はさすがだなと思いました。
明日は「第3局 船江恒平五段 vs ツツカナ」です。勝ち越しを狙うための重要な一戦なので楽しみです。解説は鈴木大介八段。聞き手は藤田綾女流初段。