
2025年の間、Windows 10/11には、数多くのアップデートや仕様変更がありました。その裏側で、静かに姿を消した機能や、今後の削除が予告された機能も少なくありません。
2025年にMicrosoft が非推奨(Deprecated)または廃止した Windows機能は公式サイトにまとめられており、次のとおりです。
非推奨・廃止された主な Windows 機能(2025年)
■ 2025年2月:Location History(位置履歴)
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Cortana が24時間の位置履歴を参照するための API
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非推奨 & 削除予定
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ローカルに位置履歴を保存しなくなる
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設定アプリの該当項目も削除
■ 2025年2月:Line Printer Daemon(LPR/LPD)削除リマインダー
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UNIX 系との印刷互換に使われていた古いプロトコル
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削除が近づいているため再通知
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代替:IPP(Internet Printing Protocol)
■ 2025年4月:Windows Maps アプリ
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Windows 標準の「マップ」アプリ
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非推奨 → 2025年7月に Microsoft Store から削除予定
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既存インストールもサポート終了
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代替:Bing Maps(Web)
■ 2025年4月:Windows UWP Map Control / Maps Platform API
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UWP アプリ向けの地図コントロール
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非推奨(2025年4月8日)
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既存アプリでは動作するが更新停止
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代替:Azure Maps
■ 2025年4月:VBS Enclaves(Windows 11 23H2 以前)
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アプリが安全なメモリ領域を作るための仕組み
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23H2 以前で非推奨
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既存の署名済み Enclave は変更しない限り動作継続
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24H2 以降は新しい EKU 署名が必要
■ 2025年5月:Device Metadata(デバイスメタデータ)
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Windows 7 時代からのデバイス情報 XML
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非推奨 → 将来の Windows で削除予定
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OEM は INF ベースの情報提供へ移行
■ 2025年9月:Legacy Web Components(EdgeHTML 時代の技術群)
対象:
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Legacy WebView
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Windows 8/8.1 UWP HTML/JS アプリ
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Legacy PWA
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EdgeHTML DevTools
内容:
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非推奨(2025年9月)
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セキュリティ更新も将来停止
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代替:WebView2 / Chromium ベース PWA
■ 2025年9月:WMIC(WMI コマンドライン)削除リマインダー

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2016年から非推奨だったが、2025年に再通知
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今後の Windows で削除予定
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代替:PowerShell(WMI Cmdlets)
■ 2025年6月:PowerShell 2.0 削除リマインダー
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2017年に非推奨
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2025年に再通知:今後の Windows で完全削除予定
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代替:PowerShell 5.0+
まとめ:2025年は「レガシー技術の大規模整理」が進行
Microsoftは2025年に、古い技術の整理を行うとともに、WebView2 / Azure Maps / PowerShell など新世代基盤への統合を一気に進めました。特に開発者向けAPIやレガシーWeb技術の整理は、今後のWindowsアプリ開発の方向性を象徴しています。
