Apple公式の開発環境「Xcode」。
MacやiOS用アプリを作成する場合は、なくてはならないツールですが、使用しているうちにさまざまなキャッシュが保存されていき、ストレージの容量を圧迫していきます。
本日紹介する「DevCleaner for Xcode」はそのXcodeの不要なキャッシュを簡単に削除することができる開発者向けのオープンソースツールです。
ストレージの空き容量が足らなくて悩んでいる開発者の方におすすめのアプリです。
目次
DevCleaner for Xcodeの使用方法
DevCleaner for Xcodeの実行ファイルはMac App Storeから無料ダウンロードできます。アプリ内課金は設定されていますが純粋に寄付目的のもののようです。
実行すると以下のような画面が表示されます。
大きく分けて「Device Support」「Archives」「Derived Data」の三種類のキャッシュファイルを削除することができます。
それぞれの意味は以下の通りです。
- Device Support: Xcodeのキャッシュの大部分を占める。iOS/watchOS/tvOSの実機に接続したさいデバイスのシンボルがコンピューターに保存される。
- Archives: distrubution/export/ビルドを作成したときに作成される
- Derived Data: 自動補完データやログ、デバッグビルド、中間ファイルなどXcodeのキャッシュ。
削除したいものにチェックを入れ「Clean」をクリックするとキャッシュの削除がはじまります。
「Done」と表示されれば削除完了です。
まとめ
Xcodeを利用してiPhoneやiPadで実機ビルドすると、おどろくほど巨大なキャッシュが保存されていきます。過去の開発に使用した不要なキャッシュは定期的に削除するのがおすすめです。
タイトル | DevCleaner for Xcode | |
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公式サイト | https://github.com/vashpan/xcode-dev-cleaner | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/7632-dev-cleaner-for-xcode | |
説明 | Xcodeのキャッシュを簡単に削除できる開発者向けツール。 |