「$ sleep 4231; beep」と毎回打ち込むのに疲れた人はいませんか?そのような方はPythonで作られたシンプルなタイムマネジメントツール「Ding」を試してみるとよいかもしれません。
時間を指定して起動するとカウントダウンが始まり、タイムアップをサウンドで通知してくれるシンプルなツールです。
Pythonで作られていて他に依存ファイルはなく、Python2またはPython3どちらでも動作します。100行ほどのコンパクトなプログラムなので、Linux/macOS/Windowsなどさまざま環境で動作します。
以下具体的な使用法をご説明。
目次
インストール
インストールはpipを使用して行うのが簡単です。
$ pip install ding-ding
もしくはスクリプトそのものをダウンロードして以下のように実行することも可能です。
$ ./ding.py in 1s
実行方法
例えば15分後に通知してほしい場合以下のように実行します。
$ ding in 15m
時刻指定の通知も可能です。
$ ding at 16:45
ポモドーロテクニック用に25分後に通知するエイリアスを作成することもできます。
$ alias pomo="ding in 25m" $ pomo
時刻の指定方法は以下の通り。
# Relative time $ ding in 2m $ ding in 2h 15m $ ding in 2m 15s # Absolute time $ ding at 12 $ ding at 17:30 $ ding at 17:30:21 # Custom command for beeping $ ding in 1s --command "paplay --volume 15000 beep.wav" # Hide timer $ ding in 1s --no-timer
まとめ
Dingはとてもシンプルなツールです。使い方が簡単なのでタイマー代わりに使うと便利そうです。なおターミナルの設定やその他環境設定の影響で、タイムアップ時にサウンドが再生されない場合もあります。その場合は適切に設定を変更しておいてください。