Django開発チームは12月4日、Pythonで実装されたWebアプリケーションフレームワーク「Django」のメジャーバージョンアップ版、「Django 5.0」をリリースしました。
最新版では、データベースで計算されたデフォルト値(database-computed default values)が導入されました。モデルフィールドにデータベースで計算されたデフォルト値を定義することができる機能です。
Django ORM拡張の流れを引き継ぎ、データベースで生成されたカラムの作成を可能にする、生成モデルフィールド(generated model field)も追加されました。フォームフィールドのレンダリングを簡素化するために、テンプレートシステムにフィールドグループの概念が追加されています。
変更点の詳細はリリースノートで確認可能です。
Django 5.0のリリースとともに、Django 4.2はメインストリームサポートが終了し、最後のマイナーバグフィクスリリースである 4.2.8も公開されています。Django 4.2はLTSリリースとして、2026年4月までセキュリティ修正が行われます。
Django 5.0はダウンロードページや、Python Package Indexからダウンロード可能です。