DMM Bitcoinは5月31日、同社のウォレットからビットコイン(BTC)が不正流出したことを発表しました(日本経済新聞)。
ビットコインの流出は2024年5月31日(金)13時26分頃に検知され、被害状況の詳細は引き続き調査中であるものの、不正流出したビットコインの数量は、4,502.9BTC(約482億円相当)とのことです。
顧客からの預りビットコイン(BTC)全量については、流出相当分のBTCを、グループ会社からの支援のもと調達を行い、全額保証する予定です。
現在、新規口座開設の審査、暗号資産の出庫処理、現物取引の買い注文(売却のみ受け付け）、レバレッジ取引の新規建玉注文(決済注文のみ受け付け)などのサービスの利用が制限されていて、サービス再開に関しては別途連絡するとのことです。
暗号通貨の流出は過去にも発生しており、2014年にはマウントゴックスから480億円が、2018年にはコインチェックから580億円が流出しました。金融庁は資金決済法に基づく報告徴求命令をDMMビットコインに出し、原因の究明や顧客の保護を求めています。
