アメリカの発明家でありコンピューター用のマウスを発明したことで有名な「ダグラス・エンゲルバート氏」が亡くなられたようです(ITmedia、TechCrunch日本版、slashdot)。88歳。
Wikipediaには、「SRIインターナショナル内の Augmentation Research Center (ARC) で行ったマンマシンインタフェース関連の業績で知られており、そこでマウスを発明し、ハイパーテキストやネットワークコンピュータやグラフィカルユーザインタフェースの先駆けとなるものを開発した」と業績が記されています。
これは世界最初のマウスの試作品。木製のところに趣を感じますね。最近Macユーザーの間ではポインティングデバイスとしてTrackPadを使うユーザーも増えてきていますが、全体でみると主流はまだマウスだと思います。これだけ長きにわたり活躍するデバイスを発明したのはすごいことですね(マウス以前はライトペンを使っていたらしい)。
ちなみに、2001年にはロジクールから、「Dr.ダグラス エンゲルバートのサイン入り初回限定モデル」発売されています(マウスの形に時代を感じる)。