3Dプリンターが大流行中の昨今ですが、ついに低コストで3Dプリンターを利用することができる自動販売機が開発されたそうです。「Dreambox」と呼ばれるこのマシンは、実際にUC Berkeleyキャンパスに設置されていて、5ドルから利用可能。
オンラインで設計図をアップロードするかデザインを選択し、近くのDreamboxで3Dプリント実行、完了するとメールで連絡。という流れ。素材は、ABS、PLA、ナイロン、木材、金属などから選ぶことができ、選択可能なデザインも充実しています。
iPhone4/5のケースとか、キーホールダーとか実用的なのから、リスのおきもの的なそうでないものまでいろいろありますね。
ゲーム・オブ・スローンズ(氷と炎の歌)に出てくる都市ウィンターフェルなんてのもありました。7.99ドル。やすい、やすすぎる。
武器・著作権に問題あり?
本家slashdotで議論になっているのが、武器のパーツを印刷しようとしたり、ミッキーマウスみたいな著作権ものを印刷しようとした時の管理をどうするかということです。立体物を実際に作れるということであらたな決まりを作る必要があるのかもしれません。
ビックビジネスの予感
問題があるかもしれないとはいえ、今までにない革命的な技術であることは間違いないので、ビジネスチャンスが到来するかもしれません。すぐに思いつくのは、秋葉原にフィギアの3Dプリント自販機を設置することです。おでん缶を凌ぐ名物になるのではないかと思われます。3Dプリント・フィギュア」なんてのもすでにあるみたいだし、技術的には可能っぽい。