上のドレスの画像の色が、青と黒に見えるのか、それとも白と金に見えるのかネット上で大激論が発生しています(Dailymail、The Verge、Mashable、togetter)。発端は、Tumblerのユーザーswikedさんが1枚の画像を投稿し「何色に見える?」と問いかけた事。人によって青黒に見えたり、白金に見えたりすることから、Twitterにまたたく間に広がっていきました。
buzzfeedの調査によると、白金が75%、青黒が25%と、白金派が優勢。ただし、本物のドレスの色は、青黒のRoman Women's Lace Detail Bodycon Dress Royal Blueです。当然ながら各種デジタルツールを使って色の検証を試みる人も多数出現し、Adobe公式アカウントが参加するまでの事態に発展しました
For those seeing #WhiteandGold in #TheDress (http://t.co/pNG9tXu5pU), @HopeTaylorPhoto ends the debate. pic.twitter.com/W7TwQJy13m
— Adobe (@Adobe) 2015, 2月 27
原因は?
今のところなぜ人によって見え方が違うのか、はっきりした説明がなされていないようにみえます。錯視のように脳内補正のしかたが人によって違うためとか、あるいは、ディスプレイの色温度の違いで見え方が違うという推理も行われています(たしかにディスプレイを斜めからみたら見え方が変わりますね…)。
ドレスの色を変化させて見え方を確認することができる、Dress Color Simulationなるものが早くも公開されています。人体の不思議を検証したい方は確認してみてください。
Update: モニタの色温度の問題ではなく、色の恒常性による環境光の捉え方の違いが影響しているようです。頑張れば逆の味方で見ることも出来ます。