怪獣(映画の中でもカイジュウと発音)とイエーガー(巨大ロボット)が肉弾戦を行うSF映画「パシフィック・リム」を見てきました。
公開前の超期待期→アメリカ公開後の疑心暗鬼期を通り越し、期待と不安が入り混じる中で鑑賞したのですが、結果、超良かったです。怪獣とロボットの巨大さと迫力はかつてないものがありました。是非IMAX-3Dで見てください。
ロボットを操作するために二人のパイロットのシンクロ率が重要になるとか、スーツの形(プラグスーツっぽい。スーツにジェルを注入して情報を転送したりもする)とか、定期的に現れる怪獣とか、政府じゃなく謎の地下組織が怪獣と戦うとか、エヴァンゲリオンを彷彿とさせる設定は、なかなか燃えるものがあります。
怪獣マニア向けの映画とみなされて、敬遠している人もいそうですが、実写版エヴァと思って見に行くとその方面の人も満足できるかと。最初はカッコ悪いロボットだな~と思っていたイエーガーも大スクリーンで見てるとだんだんと良く思えてきます。二人で心をあわせるロボット操作もなかなかよいです。
監督の怪獣映画リスペクトのせいか?ところどころ日本語が急にでてきて戸惑いましたが、そういうところ含めて、いろんな要素てんこ盛りのサービス精神旺盛な映画です。見て損はないと思われます。