Fedoraプロジェクトは26日(現地時間)、Linuxディストリビューション「Fedora」の最新版「Fedora 22」をリリースしました(リリースノート、Fedora Magazine、Phoronix)。現在Get Fedoraより最新版のCloud / Server / Workstation各エディションのISOファイルをダウンロードすることができます。
Fedoraは、RedHatの支援を受け、Fedoraプロジェクトにより開発されているRPM系のLinuxディストリビューション。新しいソフトウェアを積極的に導入することが特徴です。
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YumのかわりにDNF
Fedora 22の新機能は、Phoronixに分かりやすくまとめられており、GNOME 3.16や、KDE Plasma 5など最新のデスクトップ環境が導入されるとともに、GCC 5の採用、Python 3のデフォルト化、ローカルDNSリゾルバのデフォルト化など内部面でも大きな変更が行われています。
とくに、Python 3デフォルト化の影響もあり、これまで利用されてきたパッケージマネージャYumのかわりにDNFがデフォルトパッケージマネージャとなったことは注目点かもしれません。