Fedora開発チームのMatthew Miller氏は本日、Linuxディストリビューション「Fedora 26」の正式版をリリースしたことを発表しました(Fedora Magazine、BetaNews、slashdot)。
現在、Fedora 26のWorkstation/Server/Atomic Host各エディションのインストールイメージをgetfedora.orgより入手することができます。また既存環境からアップグレードする場合のアップグレードガイドも公開されています。
Fedora 26では、GCC 7やGolang 1.8、Python 3.6といった最新の開発ツールが同梱されている他、システム管理者のための新しいパーティショニングツールのAnacondaraへの追加、user/group情報のキャッシュの利用改善によるパフォーマンス改善や、デバッグ情報の取り扱いの改良などさまざまな改良が行われています。
またデスクトップ環境での使用を前提としたFedora WorkstationではGNOME 3.24が導入され、睡眠を妨げるブルーライトをカットすることができる「Night Light」機能が利用可能になったほか、生産活動に欠かすことができないオープンソースのオフィススイートLibreOfficeがv5.3に更新されています。
Fedora 26の新機能の紹介はPhoronixでも詳しく紹介されています。こちらもどうぞ。