Fedora開発チームのMatthew Miller氏は14日、Linuxディストリビューション「Fedora 27」の正式版のリリースを発表しました(Fedora Magazine、Phoronix、slashdot)。
現在Fedora 27のWorkstation/Atomic Hostのインストールイメージをgetfedora.orgからダウンロードすることができます。一方Fedora Serverは現在モジュール化への取り組みが行われていて、ベータ版のFedora 27 Modular Server Betaが公開されています。Fedora 27 Modular Serverの正式版は一ヶ月後にリリースされる予定です。
Fedora Workstation 27ではGNOME 3.26が採用され、ディスプレイ、ネットワーク設定パネルの更新や検索システムの改良等が行われています。カラー絵文字のサポートや、Boxesのフォルダ共有、Builder IDEに関する様々な改良も行われています。またLibreOfficeの最新版v5.4が導入されています。
一方Fedora Atomic 27では簡略化されたコンテナストレージセットアップのデフォルト化に加え、コンテナ化されたKubernetes、flannel、etcdの提供によりさらなる柔軟製がもたらされています。