Fedora開発プロジェクトのMatthew Miller氏は10月29日、Linuxディストリビューション「Fedora」の最新版「Fedora 31」をリリースしたことを発表しました(gHacks)。
現在公式サイトからデスクトップ用のWorkstation版やサーバー用のServer版、その他多数の派生版がダウンロード可能です。なおFedora 31は64bit版限定で32bit版の提供は行われていません。
Fedora 31ではLinux 5.3カーネル、Mesa 9.2、GCC 9.2.1、GNU C Library 2.30、GNOME 3.34、RPM 4.15、Golang 1.13、Perl 5.30などの各種最新ソフトウェアが採用されています。
デスクトップ環境を大きく改善することが期待されるGNOME 3.34では、カスタムフォルダの作成機能やサンドボックスブラウザ機能の追加、仮想/リモートマシンマネージャーのBoxesの改良、Gamesの状態保存機能の追加、背景設定機能の改良、ミュージックアプリの改良などさまざまな変更が行われています。
その他変更点の詳細はRelease Notesで確認可能です。