Fedora 37がリリース - OpenSSLのセキュリティ脆弱性へ対処するため予定より遅れての公開

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OpenSSLのセキュリティ脆弱性のため11月へリリースが延期されていた、Linuxディストリビューション「Fedora」の最新版「Fedora 37」が11月15日(現地時間)に公開されました(Phoronix)。

Fedora Linux 37では、Atomic Hostの後継版である「Fedora CoreOS」と、クラウド向けの「Fedora Cloud」という二つのエディションが公式に追加されています。

Fedora Workstationではデスクトップ体験に焦点を当てた改善が行われており、最新版の「GNOME 34」が導入されています。GNOME 43では設定のデバイスセキュリティパネルを利用し、システム上のハードウェアやファームウェアのセキュリティ情報を取得することができます。またより多くのコアGNOMEアプリケーションが最新のGTKツールキットに移植され、パフォーマンスの改善や外観の刷新が行われています。

その他、Glibc 2.36やLLVM 15、Binutils 2.38といったツールチェーンコンポーネントの更新、Raspberry Pi 4の公式サポート、Perl 5.36、Python 3.11、RPM 4.18、LXQt 1.1など多数の更新パッケージが含まれています。

Fedora 37は、GetFedora.orgからダウンロード可能です。

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