Fedora 40で/usr/binと/usr/sbinが統一されるかも

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Fedora 40で/usr/binと/usr/sbinを統一する変更提案が提出されている簡単事がわかりました(Phoronix)。

変更提案は以下のように目的を説明しています。

The /usr/sbin directory becomes a symlink to bin, which means paths like /usr/bin/foo and /usr/sbin/foo point to the same place. /bin and /sbin are already symlinks to /usr/bin and /usr/sbin, so effectively /bin/foo and /sbin/foo also point to the same place. /usr/sbin will be removed from the default $PATH.

/usr/sbinディレクトリはbinへのシンボリックリンクとなり、/usr/bin/fooと/usr/sbin/fooのようなパスは同じ場所を指すことになる。/binと/sbinはすでに/usr/binと/usr/sbinへのシンボリックリンクになっているので、事実上/bin/fooと/sbin/fooも同じ場所を指すことになる。/usr/sbinはデフォルトの$PATHから削除される。

/binと/sbinの分割に対するニーズはなくなったということで。Fedoraは数年前に/binと/usr/binを統合し、最後のステップとして/usr/binと/usr/sbinを統合しようとしいる模様です。

この変更提案は、4月のFedora 40 リリースに間に合わせるために、Fedora Engineering and Steering Committee (FESCo) によって承認される必要があります。

なお、もともと/binと/sbinが分割されていたのは、/sbin以下に重要なバイナリを静的にリンクして作成しておき、緊急時に使えるようにするためだったとのこと。その後、管理者が使用する重要なバイナリを分離するように再利用されたものの、この分類は難しく、普通のユーザも、日常的に/sbin以下のプログラムを呼び出して使用しているとされています。

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