FFFTP Projectは4月2日、Windows用の定番FTPクライアント「FFFTP」の最新版v1.99をリリースしました(リリースノート)。osdn.jpの公式サイトより最新版の実行ファイルをダウンロードすることができます。
v1.99ではこれまで提供されてきた32bit版バイナリに加え64bit版バイナリの提供が開始しています。64bit版バイナリの使用によって64bit版Windowsで特定の操作が制限されるのを回避できると説明されています。
機能面ではソフトウェアの自動更新機能やマスターパスワードによる設定の暗号化機能の追加、ホストのファイル名の漢字コードの自動判別の制度の改善、高DPIディスプレイへの対応、ファイルサイズ表記のGB以上の単位への対応、弱い暗号化方式を使用しない設定の追加等、多数の新機能の追加や改良が行われています。
▲マスターパスワードの設定はデフォルトで無効。有効にすると1.98g以前で設定を読み込めなくなるので注意が必要かもしれません。
そのほかWindows 8.1(32bit/64bit)や、Windows 10 (32bit/64bit)での動作も確認されています。詳細な変更点は改変履歴で確認可能とのこと(ただし現段階でv1.99に関する記述はまだないみたいです)。