Mozillaプロジェクトは本日、Firefoxブラウザの最新版「Firefox 34.0」をリリースしました(リリースノート、日本語版リリースノート、GIGAZINE)。
リリースノートによると、Firefox 34の新機能として以下の新機能がリストアップされています。
- リアルタイムコミュニケーションクライアントである Firefox Hello が搭載されました。
- カスタマイズモードでテーマを変更できるようになりました。
- Mac OS X Leopard (10.6) 以降で H264 (MP4) がサポートされました。
- Wikipedia を HTTPS 経由で安全に検索できるようになりました。
- 「Firefox をデフォルトのブラウザに設定する」の提示方法が変更されました。
- HTTP/2(draft14) と ALPN が実装されました。
- Windows: 「Firefox は起動していますが応答しません」と表示するダイアログでロックされた Firefox を復帰させられるようになりました。
その他HTML5関連や、開発者向けの修正も行われています。詳細はリリースノートを確認してください(日本語版リリースノートでは指摘されていませんが、国によってはデフォルトのサーチエンジンがGoogle以外に変更されるという修正も行われている様子)。
Firefox Hello?
今回のリリースの目玉機能はWeb上のリアルタイム通信を可能にする技術WebRTCを活用した、ビデオチャットシステム「Firefox Hello(↑)」のようです。
「設定 > カスタマイズ」からHelloアイコンを追加することで利用可能になるはずですが、なぜかHelloアイコンがありませんでした(テーマの変更は利用可能でしたが…)。
マイナビニュースによると「ただし1日時点ではFirefox 34にアップデートしても、まだアクセスできないユーザーが多い。」ということなので順次利用可能になっていくのかもしれません。