Mozillaが2019年9月にリリース予定の「Firefox 69」でAdobe Flashをデフォルトで無効化する計画を立てていることが分かりました(gHacks)。
Firefoxのバグトラックシステムに「Disable Flash support by default in Firefox 69」と題した情報が登録されていることからの推測です。
もともとFlashを削除する計画はロードマップで明らかにされていて、2019年にデフォルトでFlashプラグインが無効化され、2020年の初頭にコンシューマ版のFirefoxから完全に削除される予定になっています(ESR版は2020年末までサポート)。まだ決定ではありませんが、タイミング的に考えて2019年9月に公開予定のFirefox 69でFlashがデフォルトで無効化されても不思議ではないといえそうです。
Adobe Flash Playerは、Mozilla Firefoxがサポートする最後のNPAPIプラグインとなっており、Microsoft SilverlightやJavaのような他のNPAPIプラグインは、Firefox 52ですでに削除されています。現在Flashが提供している機能はプラグインを必要としない、HTML5などのWeb標準技術によって置き換えられる計画です。