Windows 8ではタブレットのためにメトロスタイルアプリが導入され、デスクトップではスタートメニューも廃止されました。その結果、新機能の恩恵を受けることができない従来のPCユーザーから大きな批判を受けることになっています。この問題を解決するためにUI/UXデザイナーのJay Machalani氏が、Windows 8をより良くするために「Fixing Windows 8」という考察を行っています(The Verge)。
Machalani氏のメインコンセプトは、Windows 8スタート画面を縮小し、従来のスタートメニューのようにデスクトップからアクセスできるようにするところにあります(コンセプト画像のように)。こうすることでデスクトップユーザーもメトロスタイルアプリユーザーも違和感なくWindowsを使用できるようになるという主張です。
コンセプト動画まで公開されていています。
スタートメニュー以外にもフォントやアイコンのサイズ、アプリケーションのありかたのようなことまで、様々な点に関して膨大な提案がされているので、興味を持った方は参照してみてください。Mac OSやiOSのコンセプトはみかけますが、Windowsのコンセプト画像は珍しいのでエントリーしてみました。
次期Windowsでスタートメニューが復活するという噂もありますが、Microsoftがこの問題をどのように解決するのか注目していきたいと思います。