Primate Labsは本日、同社のクロスプラットフォームベンチマークツールの最新版「Geekbench 6」をリリースしました。2019年に公開されたGekbench 5のメジャーバージョンアップ版で、最新のハードウェア規格へ対応するとともに、より実情に即したテストが可能となっています。
Geekbench 6では、既存のワークロードが更新され、以下のようなワークロードが含まれています。
- ビデオ会議ストリームの背景をぼかす
- 写真から不要なオブジェクトを自動的に除去
- ソーシャルメディア用の画像のフィルタリングと調整
- 機械学習モデルを使用した写真内のオブジェクトの検出とタグ付け
- スクリプト言語を使用したテキストの分析、処理、変換
ワークロードが処理するデータセットも更新されて、現在一般的に使用されているファイルの種類やサイズに一致したものとなっています。
- 画像テストにおける写真の高解像度化
- より大きな地図
- より大きく、より複雑なドキュメント
- 開発テストのファイルの数を増やす(大きくする)
Geekbench 6のマルチコアベンチマークテストも大幅な見直しが行われ、各コアに個別のタスクを割り当てるのではなく、コアがどのように協調して共有タスクを完了するかを測定するようになりました。
現在、発売記念セールが開催中で、2月28日まで、Primate Labs StoreでGeekbench 6 Proを20%OFFで購入することができます。Geekbench 6の個人使用は無料で、こちらからmacOS / Windows / Linux / Android / iOS版をダウンロードすることができます。