Generative Placeholders - ジェネレーティブアートのプレースホルダ画像を生成

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WebサイトやWebアプリを作成する際、開発中は、本番画像やテキストの代わりに適当な代替品(プレースホルダ)を埋め込んで使用する場合があるかもしれません。

プレースホルダは自分で作成することができますが、パラメーターを指定するだけで適当な画像やテキストを作成してくれるサービスやツールを使用することもできます。

本日紹介する「Generative Placeholders」は画像のプレースホルダを生成してくれるサービスの一つです。ただし何の面白みもない画像ではなく、「ジェネレーティブアート」と呼ばれるアート作品のような美しい画像を作成するのが特徴となっています。

以下使用法を説明します。

目次

Generative Placeholdersの使用方法

Generative Placeholdersの使用法はシンプルです。

S 20200125 192837

▲プレースホルダを埋め込みたい場所でimgタグを使用し、srcのurlを「https://generative-placeholders.glitch.me/image?width=600&height=300」のように指定します。

生成される画像のスタイルはデフォルトでセルオートマトンとなりますが、styleとして以下のパラメータを指定することができます。

  • cellular-automata: 色付きのセルで構成されるデフォルトスタイル
  • mondrian: ピエト・モンドリアンのスタイル
  • triangles: 三角形のメッシュ
  • circles: 円充填
  • tiles: Commodore 64の「10 PRINT」を使用した迷路
  • cubic-disarray: Georg Neesインスパイア
  • joy-division: Joy Divisionの Unknown Pleasuresアルバムカバーにインスパイア
  • 123: Vera MolnarのUn Deux Troisにインスパイア

公式サイトにはそれぞれのスタイルに対応するプレビュー画像が掲載されていて、クリックする毎に新しいものに切り替えることができます(以下の画像は切り替わりません)

S 20200125 194103

その他「colors」パラメータにより色を変えることができたり、スタイル毎に特有のパラメータを指定することができます。詳細は公式サイトでご確認ください。

まとめ

Generative Placeholdersを使用すれば見飽きない美しいプレースホルダ画像を生成することができます。ただしThe Vergeによると、ジェネレーティブアートの著作権に関してはまだ議論が始まったばかりだそうで、公開サイトで使用する場合、アーティスト系画像の使用は避けたほうが無難かもしれません。

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