OS Xにはスティッキーズという標準アプリが搭載されていることからも分かる通り、デスクトップにメモを貼り付けることができる「付箋アプリ」を愛用している方は多いかもしれません。
今回紹介する「Ghostnote」は、付箋アプリの新しいバリエーションです。選択したフォルダやファイル、アプリ、Webサイトなどあらゆる場所にそれぞれ異なるメモを貼り付けることができるユニークなアプリです。
Ghostnote
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥500
フォルダやファイル、アプリ、URLなどあらゆる場所に貼り付けることができる付箋アプリ。
Ghostnoteの使用方法は簡単で、メモを貼り付けたいファイル、フォルダ、アプリなどを選択しておいて、メニューバーアイコンをクリックするだけ。例えばFinderでファイルを選択しておいて、そのファイルに対する説明をメモする…といったことが簡単にできるようになります。
ファイルに対してメモ!
上の画像は、LICENSEというテキストファイルを選択して、それにメモを貼り付けてみた画像です。付箋の下のほうに「LICENSE」という文字が見えています。これが、Ghostnoteが、貼り付け先のアイテムを正しく認識している証となります。
アプリに対してメモ!
アプリにメモを貼り付ける場合、アプリを選択しアクティブにした後にメモを追加します。付箋紙の下のアイコンがPixelmatorに変わっていることに注目してください。
Webサイトに対してメモ!
ブラウザに対してメモを貼り付けるも同様です。ただしこの場合アプリ単位ではなく、URLを認識して、URLごとに個別のメモを貼り付けることができます。
なお、Ghostnoteが選択されたアイテムをどのように認識するかに関しては、AppleScriptで制御されていて、「Scripts > View User Scripts」から確認することができます。
まとめ
Ghostnoteは、コンピューター上のありとあらゆるアイテムに自由にメモを貼り付けることができる、今までにないアイデアのアプリです。まだリリースされたばかりなので若干挙動に不安定な部分があるようですが(選択アイテムが正しく認識されない場合がある)、今後の発展性を見越して購入してみるのはありだと思います。
また、Hacker Newsに開発者が降臨して、さまざまな議論を行っています。興味のある方は参照してみてはいかがでしょうか。