GIMP開発チームは11月6日(現地時間)、画像編集アプリ「GIMP 3.0 RC1」を公開しました(公式ニュース
20年ぶりとなるメジャーバージョンアップ版「GIMP 3.0」のリリース候補となるバージョンですが、大きなコードの変更を必要とするバグやリグレッションが発見された場合は、2番目のリリース候補が公開される場合があるとのこと。
GIMP 3.0の主な新機能は以下の通りです。
- 新しいログとスプラッシュスクリーンの導入。
- レガシーアイコンテーマの改善。PNGファイルだったレガシーなツールアイコンがSVGとして再作成され、HiDPIスクリーンでも美しく表示されるようになった。
- 色管理機能の改善。
- Public APIの改善。
- 非破壊編集(非破壊フィルター)の更新。
- ユーザーインターフェイスの改良。
- プラグインの機能強化。
- BMPフォーマットが64ビット/ピクセルの画像をサポートするように。
- Photoshop形式のレイヤーを持つTIFFや、Sketchbookフォーマットで保存されたTIFFのインポートが可能に。
- 画像エンジンGEGLとbablのアップデート。
GIMP開発チームは今後、より小規模で機能重視のリリースに焦点を当て、3.0の最終リリースから1年以内にGIMP 3.2をリリースすることを目指しています。
GIMP 3.0 RC1の実行ファイルは、Linux/Windows/macOS版が公式サイトからダウンロード可能です。
タイトル | GIMP | |
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公式サイト | https://www.gimp.org/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/2399-gimp-for-windows | |
説明 | UNIXで有名なGIMPのWindows版。 |