GitHubは6月21日(現地時間)、AIによるコーディング支援機能「GitHub Copilot」を正式に公開したことを発表しました(The GitHub Blog)。
GitHub Copilotは昨年6月にテクニカルプレビュー版が発表されて以来、多くのユーザーによりテストが行われてきました。正式公開により有料化され、月額10ドル、年額100ドルで誰でも使用することができます。60日間のトライアル期間が設けられており、2022年8月22日までは無償で使用することができます。また学生や、著名なオープンソースプロジェクトのメンテナも無償で利用可能です。
GitHub Copilotの特徴は以下の通りです。
- AIベースのコーディング支援: プロジェクトのコンテキストとスタイル規約に合ったコードの提案を受け、さまざまなオプションをサイクルさせて、受け入れる、拒否する、編集することを決定可能。
- 好みの環境で使用可能: Neovim、JetBrains IDEs、Visual Studio、Visual Studio Codeなどの人気のエディターと統合し、控えめな拡張機能として使用できる。
- 慣れない場面でも自信を持ってコーディング: GitHub Copilotが数十の言語の構文とコードを提案するので、実際にやってみることでより多くの時間を学習に費やすことができる。
過去12ヶ月の間に120万人以上の開発者がテクニカルプレビューに参加し、多くの開発者が日々のワークフローに欠かせない存在になったと高く評価しているとのこと。提案される全てのコードがそのまま使用できるわけではないようですが、開発効率向上のために役立てることはできそうです。