Microsoftは4月30日(現地時間)、Visual StudioからGitHubの機能を統合的に扱うための拡張機能「GitHub Extension for Visual Studio」を公開しました(Visual Studio Blog)。先日リリースされたVisual Studio 2015 RCからは、"カスタム"インストールを使って、Visual Studioインストール時にまとめてインストールできるほか、公式サイトよりインストーラーをダウンロードして個別にインストールすることも可能です。
GitHub Extension for Visual Studioを使うと、GitHub上のリポジトリの作成や、Pull Requests、Issues、Reportsの操作など、GitHub特有の機能をVisual Studio上からシームレスに使用することが可能になります。この拡張は、既に存在するTeam ExplorerのGitサポートの上に実装されていて、首尾一貫した操作体系が確保されています。
Microsoftは最近GitHub上でCoreCLRなど、さまざまなソフトェアコンポーネントを公開しています。今回の拡張機能も、ひょっとすると自社内部の要望から作られたものかもしれません。Visual Studioを使ったGitHubプロダクトを開発している方にとっては朗報だと思います。