Googleは5月3日(現地時間)、Googleアカウントへのサインインオプションとしてパスキーをサポートした事を発表しました(MacRumors)。
Googleは昨年、FIDOアライアンス、Apple、Microsoftとともに、パスワードに代わる簡単で安全な方法として、プラットフォームでパスキーをサポートするための作業を開始することを発しました。
本日よりすべての主要なプラットフォームのGoogleアカウントでパスキーのサポートが開始し、パスワードや2段階認証などと並んで、ログインに使用できる追加オプションとなります。
パスキーはアプリやWebサイトにサインインする新しい方法で、パスワードよりも使いやすく、安全だという特徴を持っています。ユーザーがデバイスのロックを解除するのと同じ方法(指紋、顔スキャン、スクリーンロックPIN)で、アプリケーションやサイトにサインインすることができ、フィッシングなどのオンライン攻撃に強いため、SMSのワンタイムコードなどよりも安全だとされています。
すでに、Docusign、Kayak、PayPal、Shopify、Yahoo！Japanなどのサービスでは利用可能となっています。
Googleアカウント用のパスキーは、g.co/passkeysから作成することができます。端末を紛失したり、盗難に遭ったりした場合は、Googleアカウントの設定でパスキーを失効させることができます。Googleは、リモートで簡単に設定を変更できるように、すべてのアカウントに再設定用の電話番号やメールアドレスを設定することを推奨しています。
