Googleは8月1日、デスクトップ版Chromeに、Googleレンズやタブ比較、閲覧履歴検索など3つのAI機能を追加することを発表しました(Google Blog)。
新機能の一つ目はGoogleレンズ機能で、数日中に利用可能となる予定です。Chromeで別のタブを開かなくても使えるようになり、アドレスバーのGoogleレンズアイコンを選択し、検索したいものの上でクリックまたはドラッグすると、サイドパネルに視覚的に一致するものの結果が表示されます。
例えば写真のなかの植物の情報を知りたい場合、Googleレンズで画像内の植物を選択してその植物について詳しく調べることができます。またYouTubeで数学の講義ビデオを見ていて、気になった数式を調べるといった作業にも活用することができます。
また米国のユーザー向けに「Tab Compare」と呼ばれる機能が数週間以内に展開する予定です。主にオンラインショッピングのために設計された機能で、複数のタブを開いて商品情報を開いている場合に、AI機能を使ってこれらの情報を一カ所にまとめることができます。
最後の機能は、AIを利用した履歴検索機能の強化です。ブラウザの履歴を検索するさい、AIの助けを借りて、より自然な会話形式で訪問したサイトを簡単に検索できるようになります。例えば、「先週見たアイスクリームのお店は何でしたか」などと入力するだけで、履歴を検索することができるようになります。まず米国のユーザーを対象に今後数週間に展開される予定です。