先週、Chromiumにウェブサイトの完全なURLを表示する機能が実装された事をお伝えしました。
現在のChromeのアドレスバー表示されているURLは、"www"や"https"が省略された形式となっていますが、実装された機能(「URLを表示」)をコンテキストメニューから呼び出すと、完全なURLを表示する事ができるのです。
今回この機能がGoogle Chrome Canaryに少し異なる形で実装され、利用可能になったことが分かりました(MSPoweruser)。
Google Chrome Canaryでは、"omnibox-context-menu-show-full-urls"フラグを有効にするとアドレスバーのコンテキストメニューに「Always show full URLs」が追加されます。
ユーザーがこのメニューを選択すると、メニューにチェックがつき、表示したWebサイトの完全なURLが常に表示されるようになります。
機能を試したい場合以下の手順で実行します。
- Chrome Canary v83.0.4096.0に更新
- chrome://flags/#omnibox-context-menu-show-full-urls を表示
- フラグを「Enabled」に変更して再起動
- 任意のサイトを表示し、アドレスバーを右クリックして「Always show full URLs」を選択
Googleは現在Chrome安定版のアップデートを一時停止しており、この機能がいつごろ安定版で利用可能になるかは不明です。