Google Chromeの最新版「Chrome 115」に、Windows 11のデザイン要素である「Mica」を適用することができる新機能が追加されている事がわかりました。上記スクリーンショットはMica適用後の画像で、タイトルバーの色が青みがかったグレーに変わっています。
Micaはテーマやデスクトップの壁紙の色をアプリに融合するWindows 11のデザイン効果です。ウィンドウを移動すると色合いが自動的に変化するほか、アプリが非アクティブになるとニュートラルな色合いに変化し、ユーザーの集中力を高めるための手助けとなります。
Windows 11 Version 22H2で、Chrome 115を使用している場合、以下の手順でMica効果を有効にする事ができます。
- Chrome 115にアップデートする。
- chrome://flagsを開き、「Windows 11 Mica」を検索する。
- フラグを「Enabled」に変更。
- 再起動する。
「Wiindows 11 Mica titlebar」の説明は以下の通りです。
Use the DWM system-drawn Mica titlebar on Windows 11, version 22H2 (build 22621) and above. – Windows
Windows 11、version 22H2(build 22621)以上で、DWMシステム描画のMicaタイトルバーを使用する。- Windows
なお、Micaは、色設定で透明度を無効にしていたり、バッテリーセーバーモードがオンになっていたりする場合など、特定の環境では動作せず、フォールバックカラーで描画されます。
▲こちらはMica適用前。タイトルバーがグレーで描画されています。