Googleは以前より、Android向けにAppleのAirDropのようなファイル共有サービスを実装すると噂されています。
現在のところこのサービスは発表されておらず、Samsung、OPPO、XiaomiなどAndroid OEMメーカーが独自のファイル共有プロトコルを実装してますが、Googleが実装するファイル共有サービスは、Windows、macOS、Linux、Chrome OSなどでも動作するという、他のプロトコルにない利点が存在する可能性があることがわかりました(Neowin)。
Googleのファイル共有サービスは、当初は「Fast Share」と呼ばれていましたが、開発プロセスの後半に「Nearby Share」と名前が変わっています。Chromium Gerritの最近のコミットによると、Nearby ShareはChromeがインストールされている全てのデバイスで動作し、Chromebookの設定画面には以下のような表示が現れているとのことです。
Nearby Sharing shows up in #chromebook settings pic.twitter.com/Z2V5UrgPT4
— Dinsan (@_dinsan) June 19, 2020
Nearby Shareは現在まだ開発中で、Googleがいつ正式リリースする予定か詳細は不明となっています。ただし、以前の情報によるとGoogleはこの機能を短期間にAndroidデバイスに展開するため、Google Play開発者サービスを利用するとのことです。